Bontrager XXX Aero Handlebar
- 2023/01/21
- 21:00

ドマーネのハンドルバーを交換しました。
Bontrager XXX Aero Handlebar(ボントレガー トリプルエックス エアロハンドルバー)です。
ハンドルバー交換はDi2導入時からすでに決めていて、Di2と同時にステム一体型の「AEOLUS RSL VR-Cハンドルバー」を注文していました。
しかし、その後にこのハンドルバーがリコールされ納品が大幅に遅れることになりました。この件は標準でインストールされているエモンダ乗りの方は詳しいと思います。
結局、ショップの好意で先にDi2をインストールしてハンドルは後日納品後に無料交換するという約束になっていました・・・。

そして通常ハンドル+Di2という構成で、ブレンダーシステムにレックマウントを使ってサイコンやライト類を接続して使用していたのですが、昨年12月の西伊豆スカイラインオフ、今年1月のDBKオフの帰りの両方でブレンダーシステムが根元から折れるという事態に遭遇しました。
(公式では無いけど)互換性があるというだけで強度保証されているわけでもないですし、ボクの乗り方も荒いのかもしれません。
そこで悩ましいことが発生しました。
ステム一体型のAEOLUS RSL VR-Cハンドルバーは、その形状からアクセサリー類はすべてブレンダーシステムを使わないと付けられない仕様です。カーボンハンドルにねじ止めの樹脂台座・・・その小さい部分が逝ってしまったらハンドルが生きてても意味がない事態になります。
幸か不幸か、2022年1月に頼んだハンドルの納期は伸びに伸びて今年の5月予定・・・・・・アクセサリーはレックマウントで強度の高いステムに任せて、ハンドルを一体型ではないエアロハンドルにすることにしました。
そしてこのBontrager XXX Aero Handlebarです。

エアロハンドルなのでトップ部分が薄く翼のように前後に広くなっている形状。エンデュランスロードでも空力を気にする時代?なので大いにアリ。とてもかっこいいです。

スペック表。
トレックの表記は「芯-芯」なのでボクのは420mmです。純正ハンドルの重さが不明ですが、たぶん300gくらいじゃないかなと思います。60gくらいは軽くなってそう。
ベンドでVR-CFというのは「Variable Radius Compact Flere」で”可変半径コンパクトフレア”だと思います。一応フレア形状みたいですけど、よーく見ないと分からない程度です。

バーテープはショップの店頭に置いてあったものを直感で選択。Bontrager Gel Cork Graphic Handlebar Tapeです。厚さは普通かな?多分2mmくらい。ちょっとゴムっぽい感触でグリップ感は悪くないです。

ブレーキラインはハンドル内部を通り後ろから出てくる形。シフトケーブルはワイヤレスなのでありません。
左(リア)のブレーキラインは前はフレームの右側に入っていたのですが、ハンドルを90度曲げるためにかなり長めで、見た目がいまいちだったのとダンシングで膝に当たるので、左側から入るように差し替えてもらいました。
S字を描いて窮屈にみえますが、中身はオイルという流体なので引きが重くなるということはありません。
さてこのカーボンエアロハンドルバーで少し走ってみました。
最初に思ったのは「やはりハンドル周りの軽量化は機材の印象を変える」ということです。ハンドルは軽ければいいとは思いませんが、軽快な取り回しがロードの魅力であるならば間違いなくロードっぽさが大きく増します。
そして剛性ですがしっかりとあります。ただバーエンドあたりを持つと明らかにしなってます。ブラケット周りでも強く引き込むと多少変形してそうな気配はありますが、バッキリいきそう!というような不安はないです。
カーボンハンドルの乗り心地ですが・・・実はよく分かりません。乗った距離が短いのもありますが、個人的に”ハンドルの突き上げ感”に限って言えば、重いハンドルの方が良いのではないか・・・思っています。
というのも、納車時から油圧紐引きアルテグラ+アルミハンドル → Di2アルテグラ+アルミハンドル → Di2アルテグラ+カーボンハンドルという変遷をしてきましたが、ハンドルの安定感は一番最初の方が良かったです。どっしりとした感じでドマーネっぽいというか。
軽くなるにつれて切り返しのしやすさや振動収束は良くなりましたが、瞬間の突き上げは鋭く顕著になったからです。路面のギャップに弾かれやすくなりました。だから単純に良くなったとは言えないわけです。
でもこのハンドルバーに求めたのは、見た目の良さ8割・性能2割なのでオールOK!です。
スポンサーサイト