2014
May
09
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FinePix S1というデジカメを買いました。

フジフィルムのFinePix S1を購入しました。
ネオ一眼というジャンルなのですか?
ニコン・F60から写真にはまり、F100を経てデジタルのD50へ。D50を9年近く振り回しているうちに、ミラーレスとかネオ一眼とか…気分はすっかり浦島太郎です。
ビデオカメラ購入を機に、デジカメはコンデジで良いと決めて一眼レフに決別したつもりでしたが、大容量長時間動画って、撮るのは良いけど後からあんまり見ないことに気がついてしまいました。
やはり思い出として残すなら写真の方が好きだと再認識しました(ビデオはビデオで使いますけど)。
D50を使っていた状況を思い起こすと、レンズ交換もほとんどしなくなって最終的に持ち球は高倍率ズーム1本に絞られていたので、もはやデジイチである必要は無く、また資金的な限界もありますので、レンズ一体型のコンデジよりは"少し写りが良くてズームが効く"的なやつが個人的にベストバイという結論に。
さっそく使ってみました。

まずはD50のときに愛用していた「アルチザン&アーティスト」のストラップを引き続き使用。そこそこ痛んでますけど、まだまだイケます。

フジのHPに撮り方が出ていたので、さっそく挑戦。意外と簡単に撮れちゃうんですね。増感による画質劣化を気にしなければ手持ちでもいけそうです。画像はデジタルズームを使って約2400mm相当で撮っています。35mm換算なら430mmくらいのレンズで撮ってトリミングすれば同等くらいでしょうか(計算あってますか?)

イメージセンサーが小さいので、背景をぼかすには相当な望遠が必要です。…値段的な限界が如実に出てますねぇ。上手く撮るにはコツがいります。

マクロは優秀です。基本、プリントはL版オンリーですので、ここまで写れば十分すぎです。
ネオ“一眼”とはいっても一眼レフみたいに何も考えずに撮ってプロみたいな写真が出てくるかと言うと、そこまでは甘くなく、やはり基本性能はコンデジ寄りだと思います。しかし、一眼だと高価な超望遠が手軽に楽しめるのがこのカメラの特徴で、かつ一番楽しいところです。
鏡胴のゴム部がフォーカスリングかと思いきや、ただの滑り止め?だったり、バルブが使えなかったり、スマホのリモートがアンドロイド4.0以降のみだったりとか、細かく「なんだよ~」って感じの部分もあるのですが、トータルで見ていいカメラです。
"手軽さ"、"便利さ"はカメラにとって重要なファクターで、いくら一眼の方が描写に優れていても、交換レンズを何本もとか、重いボディ…とかで持ち出すのが億劫になっては本末転倒です。だから、ボクにとっては一眼ボディに長玉装備というよりも、少しチャチでも気楽に使えるカメラのほうが向いていると考えました。
それにしても、これだけのカメラが4万円弱で手に入るとは、いい時代になったものです。高機能&低価格化はメーカーには辛いところでしょうが・・・。
―レビュー追記(2014年10月)
手軽&望遠とくれば、活躍の場はずばり「運動会」でしょう。というわけで、当然のごとく上の子の小学校の運動会及び、下の子の幼稚園の運動会で使ってみました。
最大1200mmの超望遠は、どんだけ後からでも自分の子供だけをばっちり拾えるくらい凄いです。一眼レフ&超長玉というのも悪くないですが、支えるのも一苦労ってこともありますので、軽量なS1はかなり良いです。あと地味に良かったのが「防塵・防滴」ということです。小学校の運動会の日は小雨が降りつつも、グラウンドは湿らないという、なんともいやな天気でしたが、防滴のおかげで雨は気にならず、競技で起こる土埃がカメラにかかっても、さほど気にせず撮影に集中できました。これが、高級一眼だとずっとブロア&フキフキしてるかもしれませんw
また、動画を撮影しつつシャッターで静止画も切り取るということもしてみましたが、L版でプリントするには十分すぎるほどの画質でした。
使用が許されるのなら、2段くらいの脚立を使用して人山の後から撮影しても十分な絵が取れると思います。そうすれば都度、前方に陣取る手間もかけなくて良いですしね。
イメージセンサーのサイズ的に、気軽に背景をぼかすなどの作品的な撮影には向かないカメラだと思いますが、旅行やイベントなどのお供に連れて行くのに、ちょうどいいカメラだと思います。
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