中華タブ用にLenovoスタイラスペン。そして偽物と本物

 2017-04-04
少し前に購入したWindows中華タブレット「Cube i7 book」と格闘中。

筆圧感知ができるワコム製デジタイザを搭載したタブレットで、お絵かきに特化したソフト「クリップスタジオ」と合わせ、20年前に夢見て果たせなかった環境が、目の前にあるという状況で、”お絵かき月間”となった3月はそれはそれで充実した月でした。


そのCube i7 bookですが、ワコムの「wacom feel it technologies」いわれるデジタイザを搭載しています。いわゆる電磁共鳴 (EMR) といわれるもので、LCD画面側が磁界を作り出すことで、ペン側に電池が要らないタイプです。

この「デジタイザ」。やたらと規格が複雑で、特に筆圧感知を売りにしているものは、ペン側もそれに対応していないと機能しないというところが厄介です。ざっと調べると、概ね下記のような具合のようです・・・(たぶん) (2017年3月現在)


1.Wacom EMR(feel it technologies)  ※電磁誘導 ※ペン側電池不要
2.Wacom AES  ※静電結合 ※ペン側電池必要
3.Microsoft N-trig  ※静電結合 ※ペン側電池必要
4.Synaptics ※静電結合 ※DELL専用?
5.Apple Pencil  ※iOS専用


ざっと5種類かと思います。5.のアッポーペンはそもそもOSからして違うので論外ですが、1.のEMRが問題なんですね。

世の趨勢は2.や3.の静電結合方式に流れになっており、ペン側に電池が必要になるものの、本体側に磁界を作る装置を持たせないことで、薄型・細いベゼルで、かつ安く作れるのがメリットです。ですので、1.のEMRは優れた性能を持ちながら、消えていく運命にあるようです。


このEMR、現在、対応しているペンを探すのが非常に困難になっています。技術の提供先であるワコムがEMRで筆圧感知に対応しているペンの生産を止めているようで、もう新品では手に入りません(2017年3月現在)。これからEMR搭載のタブレットを購入する方は覚悟が必要かと思います。

ですので、EMRタブレットを購入する際は必ず純正ペンを同時に購入するか、現在一番手に入りやすい「Lenovoのペン」を買うかです。

ようやく本題。

lenovopen01.jpg
Lenovoの筆圧感知対応デジタイザペンです。2本ありますが、1本は偽物。もう1本は本物(と思われる)です。

違いは下記の通り。

1.偽物はお尻の消しゴムボタンが灰色で本物は赤。
2.偽物はペン先が赤で、本物は黒。
3.偽物はペンホルダー部分がフラットで、本物は凹みが刻んである。
4.偽物はペン先(軸)が沈み込む動作をし、本物はしない。
5.偽物は本物よりボタンのクリック感が安っぽい。
6.偽物は本物よりやや軽い。
7.偽物は本物よりペン自体の色(黒味)が薄い。
8.本物には「Made in China」に刻印があるが、偽物には無い。

lenovopen03.jpg

lenovopen02.jpg

こんな具合ですかね。

Cube i7 bookを買った当時は、偽物ペンを使ってました。何度キャリブレーションを行っても少しだけ座標がずれるのですが、筆圧感知は普通に機能していました。だから「こう言う物だ」と思えば描けなくは無いです。そして、今回本物(と思われる)を手に入れ、早速使ってみたところ・・・

座標がずれないじゃないですか! ちゃんとペンの真下をポイントしています。筆圧感知も再調整が必要でしたが、ちゃんと動作しています。

EMRの欠点としてベゼル付近の反応がどうしても悪くなるのは仕方ないのですが、座標がずれなくなったことでウインドウの「閉じる」ボタンをちゃんと押せるようになったのが最高です(笑)

これでお絵かきも捗りますね!! ・・・・・いや、たまには自転車も乗らなきゃ・・・


追記―
どーも、このペン、調子が悪いです。最初ペン先が沈まないのは仕様だと思っていたのですが、もしかして初期不良なのでは?と勘ぐっています。あと筆圧感知が非常に敏感・・・というか閾値が狭い感じで、感知が0からMAXまで一気に逝ってしまう印象です。ペン先が動かないのと関係あるのかもしれませんが、はっきり言って不明&お手上げ。

まともに動作するペンが欲しい今日この頃です(2017年6月14日)


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